それを嫌いになれないから

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一度好きになったものは嫌いになれはない

 少し前の話ですが、9月に放送された『ミュージックステーション ウルトラフェス』を見ていた時のことです。嵐の披露曲が『Troblemaker』『Love so sweet』『truth』という3曲でした。2018年の現在から見れば10年近く前の懐かしい楽曲です。

 何が言いたいのかと言いますと、10年ほど前の私は嵐に没頭しておりました。大好きでした。毎日嵐のことを考えていました。お金こそないのでCDはあまり買えませんでしたが、10周年の『5×10』のアルバムと、それを引っ提げたツアーが収録されたDVDは購入しました。そして毎日聴いていました。

 あれから時間は経ち、少しずつ他のものにも興味を持ち始め、ゆっくりとフェイドアウトしていきましたが、それでも一度好きになったものというのは、どうにも嫌いになれないのです。当時聞き込んだ曲は体に染みついています。時間だけは無駄にありましたし、他に好きなものや、やらなければならないことなんてのも多くはなかったので、それはそれは聴き込みまくっていました。そんなわけで、長らく聞いていなかったとしても一度聞けば、その当時の様子や気持ちなどが瞬く間に思い返されます。

 そんな曲に含まれるのが、冒頭に述べた3曲です。『Love so sweet』と『truth』は、『5×10』にも収録され何度も聴いた楽曲。『Troblemaker』はまさに嵐にハマっていた最中にリリースされた楽曲で、シングルも購入するほどでした。そんな3曲が当時の振り付けで披露され、私の心がざわつかないわけがないのです。久しぶりに嵐さんを真剣に見ました。

 率直な感想。かっこよかった。嵐って、やっぱりかっこいいんですね。『Troblemaker』の「輝きを秘めたハートビート」は相変わらず萌えるし、『Love so sweet』はいつ聴いても全く古びないし、『truth』は10年経ってもあのキレのあるダンスです。本当に、当時熱中していた時の思いがそのまま再現されるかのような胸の高鳴りを覚えました。やっぱりかっこいいんだな嵐。

 嵐からフェイドアウトしたのは、他のジャニーズにフェイドインしたからで、ジャニーズの沼からは逃れられなかったわけですが、今の私はジャニーズからフェイドアウトしそうな勢いです。当時は絶対に嵐のファンをやめない!と思っていた私が、嵐からフェイドアウトしたように、今の私がジャニーズからフェイドアウトする可能性だって十分にありえます。それが少し嬉しかったり、寂しかったり。自分の感情なのにおかしな話です。

 でも、先日の嵐を見て思いました。たとえCDを買わなくなっても、テレビを見なくなっても、昔ほどの熱量は持っていなくても、ジャニヲタやめる宣言をしても、私の身体の奥底には一生、ジャニヲタの血が流れ続けるんだろうなと。そういうことを確信した一日でした。

 

 ちなみにダンスSPなのにバンド演奏を披露した関ジャニ∞の『ズッコケ男道』は大変よろしゅうございました。6人体制でのバンド演奏をテレビ初披露となったわけです。ライブでは見てきましたが、センターで歌う錦戸亮さんの姿が感慨深かったです。それから、関西ジャニーズJr.も出演して踊っていたのも嬉しかったですね。小島健くんもうちょい映ってほしかったな。