それを嫌いになれないから

音楽、芝居、文学、自分が楽しめることを綴る場所

突然ですが高橋優を好きになった時の話

 ジャニーズ絡みの話ばかりの当ブログですが、たまには他の趣味についても書きたいと思い、今回はシンガーソングライターの高橋優さんについてお話します。 

www.takahashiyu.com

 高橋優さんには、もうかれこれ2~3年前からすっかりハマってしまっています。しかし、ジャニオタをやめたわけでもありません。ジャニーズへの熱量は相変わらずです。そんな中で違う楽しい世界を見つけ片足突っ込んでしまっているのです。

 出会いは結局のところジャニーズなのですが、2014年11月に発売された関ジャニ∞のアルバム『関ジャニズム』に収録されている『象』を聴き、この曲にめちゃくちゃ惚れ込んだのがきっかけでした。この『象』を楽曲提供したのが、シンガーソングライターである高橋優さんでした。

 『象』はとてつもなくドストライクでした。今回のアルバムの中で一番好きな曲、いや関ジャニ∞の中で一番好きな曲と言っても良いくらい気に入りました。ロックでかっこいいバンドサウンドの中に、マイナーキーとアコギによる切なさが混ざった決して明るいとは言い難い雰囲気。そんな曲とは対照的に歌詞はとても前向きで落ち込んでいる背中を押してくれるような力強さがあります。このアンバランスとも言える組み合わせが見事に調和したこの楽曲は、私のハートをぶち抜きました。この曲を作ったのが高橋優。高橋優最高だと思いました。毎日毎日、何度も何度も聴きました。

 それから時は流れ2015年3月。私は再びその名を聞くことになりました。関ジャニ∞大倉忠義さんが、新ラジオ番組『オールナイトニッポンサタデースペシャル大倉くんと高橋くん』に出演することになりました。そしてここでの共演者が、私のハートを射抜いたあの高橋優さんでした。とは言うものの、アルバム発売当時『象』の楽曲提供を依頼したきっかけはメンバーの安田章大さんが高橋優さんのファンで交友があったからだとか、大倉さんも高橋優さんのファンだと自身のラジオで話していたりだとか、『象』以来何かにつけてその名を耳にしてきました。ラジオで共演されるということは今後ずっと聞くことになるだろうし、何よりあの最高の『象』を作った人ですから、高橋優さんをそろそろちゃんと知ろうと思いました。

 友人情報で『福笑い』が有名だということは聞いていました。でも私には "デビュー曲から順に聴きたい" という謎のポリシーがありまして、とりあえずウィキペディアを活用して発売されたシングルを調べました。インディーズで1枚あったので、とりあえずこのインディーズデビュー曲の『こどものうた』というのをYouTubeで検索。公式チャンネルで発見したミュージックビデオを再生しました。

 アコギの音から始まった楽曲に早速胸が高鳴りました。私の大好きなアコギです。すでにかっこいい。アコギ最高。たった4小節のアコギのイントロを抜けた先に待っていたのは、とんでもない歌詞でした。MVには歌詞も映し出されるので聴覚と視覚のダブルパンチで喰らった「チラリとのぞくパンツの色が気になって仕方ない」は、『象』を聴い時以上の衝撃でした(衝撃の種類が若干違いますが)。その後も繰り出されるとんでもない言葉の数々。それとは対照的にどんどんかっこよくなるサウンド。そして、とんでもない言葉を連発しておきながらも、その言葉から紡ぎだされた乱暴な歌詞はまさしく正論で、その考え方はとてもかっこよく思えました。それだけではなく最後には希望をも見出す。もう完全に高橋優の虜です。次に聴いたメジャーデビュー曲『素晴らしき日常』は、さすがメジャーとだけあって『こどものうた』ほど乱暴な歌詞ではありませんが、その精神は全く変わらず、現代社会を風刺しつつ楽しく生きていこうという前向きな気持ちにしてくれる楽曲でした。

 そうしたパンチのある2曲を聴いた後の『福笑い』は高橋優のイメージをまたガラッと変えさせてくれるものでした。乱暴な言葉や社会風刺だけでなく、ド直球で優しく世界に呼びかけることもできる人なのだと思いました。それは『こどものうた』と『素晴らしき日常』を聴いた後だからこそ感じられたことで、当時のひねくれていた自分がもし一番最初に『福笑い』を聴いていたら、おそらくこうは思わなかったと思います。"そんなの綺麗事だ" なんて言って高橋優調査を打ち切り、これほどまでにハマることはなかったと思います。

 それから『象』にハマっていたことも影響しています。『福笑い』を知っていた友達は『象』を聴いた時、意外だと感じたそうです。確かに『象』と『福笑い』とではまったく色が違います。でも、『象』を作った人の『こどものうた』はまったく違和感はないですし、それから聴いた『福笑い』は一番大切にしているだろう精神のようなものに納得することができました。

 それ後、当時発売されていた『太陽と花』までのシングル曲をすべて聴き終え、私は高橋優のファンになるだろうなと確信しました。その予想は見事的中、今や高橋優さんが大好きです。『こどものうた』のような激しい曲だけでなく、『福笑い』のような優しい曲も大好きです。曲の色は年を経るにつれて少しずつ変化はしていますが、中心を貫く考え方に変化はなく、新曲が出る度に好きな曲が増えていきます。また、前述のラジオ『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』を聴き始めたことで、優さんの人となりも多少知ることができたのも優さんを好きになった要因の一つです。若干自分と同じ匂いを感じたので共感する部分も多々あり、なおさら好きになりました。

 ジャニーズ以外でこれほど本格的に長期的に好きになったアーティストは初めてです。ジャニーズはやはりアイドルなので言えないこともたくさんあり、優さんのように直球で言葉を放ったりそういった考え方を歌ったりすることはできません。だから心のどこかでこういう歌手を探していたような気がします。そこに優さんの音楽はアコギが中心。これもアコギが大好きな私にとっては個人的に大事なポイントでした。そしてそんなアコギで作られる曲も好きな曲調がとても多いのです。高橋優。これこそ私が求めていた音楽だと思いました。

 そして先日、新曲『ルポルタージュ』が解禁されました。『こどものうた』『素晴らしき日常』『象』に精通する、これぞまさしく私を落とした高橋優らしさ。アコギに始まる短調でかっこいいサウンドで、現代を風刺しダークな雰囲気を醸しながらも、希望を忘れない、優しさに溢れた楽曲です。「君がいる限りこの世界は素晴らしい」こんな言葉を言える人は強い。またひとつ、高橋優さんに背中を押してもらいました。

 12月からはツアーが始まります。今回初めてライブに行く予定です。念願の生・高橋優を全力で堪能してきたいと思います。

 

 

こどものうた

こどものうた

  • 高橋優
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 


高橋優 「こどものうた」